6日にいよいよ初日公開を迎えた草彅剛主演映画「台風家族」の舞台挨拶が行われ、主演草彅剛をはじめとし、MEGUMIさん、中村倫也さん、尾野真千子さん、甲田まひるさん、若葉竜也さん、長内映里香さん、榊原るみさん、藤竜也さん、市井昌秀監督が勢揃いし、感謝の思いとと共に、昨年2018年、撮影にかけた暑いひと夏の思い出を振り返りながら語り合いました。
一時は延期となっていた作品がついに無事公開されたとあって市井監督をはじめ無事、公開を迎えられたことへの思いは一段と強く、感謝の気持ちを観客の皆さんにそれぞれ言葉で語りました。
上映最後にはライブビューイングが決定したことを発表、14日には全国中継を伴う舞台挨拶が行われることも発表され、会場から大きな歓声がわきあがりました。
明日以降も舞台挨拶が予定されている中、感謝の気持ちがお客様に直接届けられる舞台挨拶の皮切りとなりました。
＜草彅剛＞
初日公開おめでとうという言葉がこんなにぐっと来る日は初めてです。
昨年の夏、皆がそのとき持っている力を最大限にだした作品なのでぜひご覧ください。
この時間にこの映画を選んで足を運んでくださってありがとうございます。
唯一無二の作品だと思いますのでぜひ、台風家族、最後までお願い致します。
監督がおっしゃるとおりで生の声というのが一番強いことなのでこの感想を近い方に大いにお伝えいただけたら幸いです。
今回、監督から「草彅君の小鉄が見たいんだ」、という言葉をいただき、自分を出すことによって役に見えるということを初めて監督に学ぶことができました。
＜MEGUMIさん＞
今日という日を迎えられて心から感謝しています。とっても暑かったので皆の距離がぐっと近づいた思っています。
撮影中のエピソードを聞かれると「なにかと中村君に暴力をふるうことが多く、今回もやはり振るうことになってごめんなさい」と語り笑いを誘いました。
＜中村倫也さん＞
夏の終わりに家族のことを考えるきっかけになればと思います。
監督のありあまる思いを感じていましたし、今日はなにより監督よかったですねと思っています。
＜尾野真千子さん＞
短い時間ですが今日は一瞬一瞬を楽しんでいただけたら。
本当に、そうめんを食べるタイミングなど監督の指示は細かく、「今！」というタイミングを言われてやっていました。←監督からも「最高のほおばり具合でした」とのコメントが。
＜甲田まひるさん＞
ついに今日という日を迎えられました。
撮影が初めてで個人的には大変なこともありましたが、とても温かい現場で皆さんのおかげで心が楽になりました。
＜若葉竜也さん＞
公開する日を迎えられましたこと、皆さまのおかけだと思います。映画はお客様がいてはじめて成立するものだと思っています。
撮影後に中村倫也君とまっぴー(甲田まひる)さんと釣りにいったことが昨年の夏一番楽しかった思い出です。
＜長内映里香さん＞
皆さま今日はありがとうございます。見終わった直後の皆さまにお会いできる瞬間をかみしめたいと思います。
月子というこの子は何者なんだろうという役なのに、私自身にも「この子誰だろう」という思いが共演者の方々はあったでしょうに皆さんがつきはなすわけではなくウェルカムしてくださるのがとても幸せでした。
＜榊原るみさん＞
母親としては1年ぶりに子供たち全員に会えるのでドキドキしています。夫役の藤さんにも会えてうれしいです。
監督がとても控えめにしていらっしゃるので監督の持っている熱い情熱というようなもののおかげでとても温かい現場でした。
藤さんが私の手を握って下さるシーンができて、NGも出たので何回も手を握ってもらえて。幸せでした。
＜藤竜也さん＞
銀行強盗をやらかした父親です。よろしくお願い致します。
若い頃はよく銀行強盗をやりましたが、何十年ぶりかに銀行強盗ができてうれしかったです。これが有名な市井監督のやり方なのかと思いました。
＜市井監督＞
本日はご来場いただきましてありがとうございます。
本当に公開をむかえられたことをありがたく思っています。応援して下さった方のご声援のおかげで今日という日を迎えられました。
紆余曲折がありましたが応援して下さる方の力があって公開ができたと思っています。
お客様に見ていただいて映画は完成します。こうしてここに集まって下さる一人一人の皆さんと共に映画は完成いたしました。
ぜひご覧になった感想をまわりの方々にお伝え下さい。
本当に暑い現場でキャストの皆さんと古民家の周りにテントを張って撮影を続けました。みなさん現場にいていただき、俳優部との距離がすごく近く風通しのよい現場で交流をとりながら撮影ができて本当によかったです。
映画『台風家族』公式サイト
http://taifu-kazoku.com/