2025.04.21
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草彅剛がNetflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベントに登壇しました!

この度、草彅剛がNetflix映画『新幹線大爆破』発車記念イベントに登壇しました。

LEDパネルに“はやぶさ60号”の車窓風景が映し出され、映像と音がシンクロする中、まるで実際に列車に乗っているかのような臨場感に会場全体が包まれました。そんな高揚感の中、草彅剛、細田佳央太さん、のんさん、要潤さん、斎藤工さん、そして樋口真嗣監督がステージに登場。イベント冒頭、主人公・高市を演じた草彅が「本日はお集まりいただきありがとうございます。なんかちょっとふわふわしてます。23日から世界に向けて配信されるということで、皆さんがどんな感想を持ってくれるのか気になって。でも、作中ではしっかりした車掌を演じてますので、今日はこの作品の魅力をお伝えして、興味を持っていただけたら嬉しいです」と笑顔で挨拶。高市と共に行動する若手車掌・藤井役の細田さんも、「藤井は高市からしたら後輩の車掌だったので、現場では草彅さんにずっと支えてもらってました。今日は草彅さんが“ふわふわ”してるということなので、僕が支える側になれればと思ってます」と、頼もしく語りました。女性運転士・松本を演じたのんさんは「この映画の面白さがしっかり伝わるように頑張ります」と力強いコメントを寄せ、乗客で起業家YouTuber・等々力役の要さんは「この作品が世の中に出るということにとても興奮しています。乗客役は僕だけなので、乗客目線でお話ができたら」と語りました。また、新幹線総合指令所の笠置役を演じた斎藤さんは、「僕は原作の大ファンです。原作が世界に轟いたように、今回の作品も世界に届いてくれたらと思っています。そんな場に立ち会えたことを誇りに思います」と、原作へのリスペクトと作品への自信をにじませました。『シン・ゴジラ』など数々の話題作を手がけてきた樋口監督は、「23日からの配信開始を前に、今日はその片鱗を体験していただいて、我慢できない気持ちはぜひネットでぶちまけてください!」と呼びかけ、さらに会場を盛り上げました。

本作は、1975年に公開された同名映画の“リブート”。時速100kmを下回ると爆発する爆弾が仕掛けられた新幹線・はやぶさ60号を舞台に、極限状態の中で乗務員や乗客、そして鉄道関係者、政府、警察、国民までもが巻き込まれる攻防を描きます。配信開始を2日後に控えた草彅は、「難しいことを考えずに観ていただければ、その迫力は伝わるはずです。今の自分では出せないような力を込めた作品なので、どんな方でも何かを感じてもらえると思います。そして、原作では高倉健さんが主演を務められていて、健さんにはすごくお世話になったので、大きな縁を感じています。原作では車掌はあまり登場しなかったのですが、今回はもし本当に事件が起きたら一番大変なのは車掌かもしれない、という視点に監督が着目し、リメイクではなくリブートとして再構築された作品になったと思います」と、思いのこもった言葉を届けました。配信作品を手がけるのは今回が初という樋口監督も、「今までとはまったく違う。しかも世界に向けての配信ということで緊張しています」と胸の内を明かしました。草彅と一緒のシーンが多かった細田さんは、「本当にニュートラルで、どれだけ長時間の撮影でも、体力的にしんどくても、辛い顔を見せない。現場全体を明るくしてくれる存在でした」と述べ、それに対し草彅は「優しくしたことは自分に返ってくるというマインドでやってます。でも一番優しいのは監督じゃないですか?」と返すと、樋口監督は「今回一番みんなをひどい目に遭わせてますから(笑)」と即答。草彅も「監督の真骨頂が現れてるから大変なんですよ(笑)」と被せるように返すなど、監督と草彅の関係が分かる一面も。女性運転士・松本を演じたのんさんは、「最初は孤独な撮影で、運転席のセットの中でずっと撮っていたんです。原作では千葉真一さんが演じられていた役を私が演じることになって、最初は驚きましたが、とても嬉しかったです」と顧みました。そんなキャストに対して、樋口監督は「皆さんいろんな作品に出られていて、この人と仕事したいな、したことある人とはもう一回したいなと思ってオファーしました。でも私だけがいいと思ってもダメで、恋愛みたいに相思相愛じゃないと進まない。皆さんの人生の一部分を私にください、という気持ちでお願いしました。本当にありがとうございます」と熱く語り、会場からは温かな拍手が送られました。列車の外から全体を見守る総括指令長・笠置を演じた斎藤さんは、「こういった場所(新幹線総合指令所)が実際に存在し、目には見えないところで普段のインフラを支えてくださっている方々がいるということを痛感しました」と述べ、また現場の空気について「日本中のミドルエイジのおじさまたちが大集合した現場で、最終的に一つの大きなおじさんになるんじゃないかっていう、なんとも言えない空気感がありました」とユーモアたっぷりに振り返りました。一方、起業家YouTuber・等々力を演じた要さんは「社会が生み出した人物で、掴みどころのないキャラクター。事件にたまたま巻き込まれた成功者が極限状況に置かれたとき、どう振る舞うのかに興味があって、楽しみながら演じました」と役作りを語りました。キャラクターには監督のアイデアによる“決め台詞”も用意されていたそうで、「監督の要望がすべて詰まったキャラクターです」と紹介し、会場の笑いを誘いました。

本作の撮影はJR東日本の特別協力のもと、E5系新幹線を上野~新青森間で計7往復運転して行われました。樋口監督は「スタッフもキャストも全員めちゃくちゃ大変で、歴史に残るくらいの過酷な撮影だったと思います。でも、自分にとっては、朝が来るのが楽しみなくらい楽しくて、正直降りたくないくらいでした」とその充実感を語り、草彅も「1日12時間くらい、始発で出発して夕方に戻る日々を繰り返していました。限られた時間での撮影は大変でしたが、監督がいろんな新しい人生の経験をさせてくれました」と感謝を述べました。細田さんも「車掌さんから直接動き方を教えていただき、新幹線には多くの人が関わっていること、時間通りの運行が当たり前ではないことを学びました」と話し、のんさんも「運転席に入らせていただいて、すごくテンションが上がりました。以前からはやぶさにはよく乗っていたので、今回の撮影はとても嬉しかったです」と笑顔を見せました。“新幹線大爆破”というタイトルにふさわしく、本作では特撮とVFXを駆使した大迫力の爆発シーンも大きな見どころ。樋口監督は「ついついやりすぎちゃって、爆発が大きすぎてセリフがつながらなくなって、全部取り直すことになった場面もありました」と笑いながら明かし、そのスケールに自信を見せました。実際に完成した作品を観た草彅は「ただのパニック映画ではない。人の血がちゃんと通っていて、理屈抜きに迫力があって楽しめる作品です」と太鼓判を押し、「この作品を世界に向けて発信できることが本当に嬉しい。高倉健さんが出演された『新幹線大爆破』の意志を、少しでも受け継いでいけたら」と、真摯な想いを語りました。最後に、樋口監督が「50年前にこの映画と出会って憧れていました。それを自分が作らせていただけるというのは、本当に願ってもないチャンスでした。そして、ここに集まった皆さんは、僕の50年の中で見つけた最高の宝物だと思っています。この人たちと映画を作ることができて、こんなに幸せなことはありません。原作を作った先輩たちにも、心から敬意を表したいです。本当にありがとうございます」と、感謝と敬意に満ちた言葉で締めくくり、草彅も「見ていただければ、最後にはきっと何か一つの光や希望を感じていただけると思います。これからも一緒に未来に向けて出発できたら嬉しいです。よろしくお願いします」と熱い言葉を届け、会場は大きな拍手に包まれました。イベントが終了に差し掛かったその時、なんと開演前の車掌風アナウンスを担当していた中川家がサプライズ登場!YouTube生配信ではMCも務めていたことから、「もうこの時間内では語れないですけど、YouTubeの方で語ってますんで、そちらを是非お楽しみに!」と、アーカイブとあわせて作品を楽しんでほしいと呼びかけました。そして最後に、草彅が本物の車掌さながらに「出発進行!」と力強く発声すると、会場は興奮と拍手に包まれ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。Netflix映画『新幹線大爆破』はいよいよ4月23日(水)より配信開始です!お楽しみに!

■STORY
はやぶさ60号は今日も、新青森から東京へ向けて定刻どおり出発した。高市はいつもと変わらぬ想いで車掌としてお客さまを迎える。そんな中、一本の緊迫した電話が入る。その内容は、はやぶさ60号に爆弾を仕掛けたというもの。新幹線の時速が100kmを下回れば、即座に爆発する……。高市は、極限の状況の中、乗客を守り、爆破を回避すべく奔走することになる。犯人が爆弾の解除料として要求して来たのは、1,000億円! 爆発だけでなく、さまざまな窮地と混乱に直面することになる乗務員と乗客たち。鉄道人たち、政府と警察、さらに国民も巻き込み、ギリギリの攻防戦が繰り広げられていく。極限の状況下でぶつかり合う思惑と正義、職業人としての矜持と人間としての本能。はやぶさ60号は、そして日本は、この危機を乗り越えることができるのか!?

■作品概要
Netflix映画『新幹線大爆破』
出演:草彅剛 細田佳央太 のん 要潤 尾野真千子 豊嶋花 黒田大輔 松尾諭 大後寿々花 ・ 尾上松也 六平直政 ピエール瀧 坂東彌十郎 / 斎藤工
監督:樋口真嗣
原作:東映映画「新幹線大爆破」(監督:佐藤純彌、脚本:小野竜之助/佐藤純彌、1975 年作品)
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:石塚紘太
ライン・プロデューサー:森賢正
准監督:尾上克郎
脚本:中川和博 大庭功睦
音楽:岩崎太整
撮影:一坪悠介 鈴木啓造
照明:浜田研一
録音:田中博信
美術:佐久嶋依里 加藤たく郎
スタイリスト:伊賀大介
編集:梅脇かおり 佐藤敦紀
アクション・コーディネイター:田渕景也
VFXスーパーバイザー:佐藤敦紀
ポストプロダクションスーパーバイザー:上田倫人
Compositing Supervisor:白石哲也
特別協力:東日本旅客鉄道株式会社 株式会社ジェイアール東日本企画
制作プロダクション:エピスコープ株式会社
製作:Netflix
2025年4月23日(水)よりNetflixにて世界独占配信
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/jp/title/81629968

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