今回、草彅剛主演舞台「家族のはなし PARTⅠ」(作・演出:<第1話 わからない言葉>淀川フーヨーハイ <第2話 笑って忘れて>あべの金欠)の初めての公開稽古が行われました。
披露したのは草彅剛が犬役に初挑戦する第1話「わからない言葉」の一部。
初めて見た記者の皆さんは意外な展開に驚きながらも思わず誰もが笑顔になる瞬間の連続となりました。
草彅は芝居の間で「今日は記者さんがいっぱいいらっしゃっているから」といったアドリブの台詞を差し挟むなど真剣ながらも稽古を存分に楽しんでいる様子がうかがえました。
心あたたまる物語とあって見る側も演じている側も微笑みにあふれたひとときとなりました。
今回の舞台で初めて犬の役どころを演じる草彅は稽古を終え「正直、犬でよかったなと思います。あまりしゃべらなくてよいので」と周囲を笑わせながらも「斬新なお話でとてもお客さんにお披露目するのが楽しみな演目となっています」とお客さんの目の前に立つ日を心待ちにしている様子でした。
共演の小西さんと2話では夫婦役を演じる草彅は「『蒲田行進曲』以来、19年。お互いつかこうへいさんに見いだされた感じで親近感があり、関係性ができあがっているところから始まるので(小西さんとの)夫婦役はとてもいい感じです」と語りました。
小西さんも「直球で投げると直球で気持ちを返してくださって、19年前と何も変わらないでいてくださることがとても頼もしいです」と草彅の発言に応え「(草彅が犬になる)第1話は(草彅を)めちゃくちゃ可愛がって、(草彅と夫婦となる)第2話はすっかり頼っています」と微笑んでいました。
また、映画「クソ野郎と美しき世界」で共演、難しいラップに挑戦したという池田さんは「新しい地図とのお仕事はいつも難しいことがあるんです」と微笑みながら映画も舞台も常に難関を乗り越える必要があったことに触れつつ「みんな大変なので、京都がどうなるか楽しみです」と池田さんが語ると草彅も「大体舞台は大変なもの。楽ってことはないですから」と笑って応えていました。
最後、お越しになる皆さんへ「見に来て下さったお客様はとても幸せな気分になって会場を後にできる作品になっていますのでぜひお楽しみにしてください」とメッセージを送り再び稽古へともどっていきました。
公開まであとわずか。ぜひご期待下さい。
「家族のはなし PARTⅠ」
2019年5月4日(土)~6月1日(土)京都劇場(※京都公演のみ)
公式サイト:http://kazokunohanashi.com