2022.09.24
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香取慎吾主演映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』公開記念舞台挨拶開催。香取は『ゲンは担がず、自ら壊す』!フクロウのチャーリーとは、初めてのふれあい!?

左から:市井昌秀監督、香取慎吾、岸井ゆきのさん

香取慎吾主演、市井昌秀監督・脚本映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』がいよいよ9月23日より公開され、24日、公開記念舞台挨拶が開催されました。主演の田村裕次郎役、香取をはじめ、裕次郎の妻であるヒロイン日和役の岸井ゆきのさん、メガホンをとった市井昌秀監督が登壇しました。さらにチャーリーを演じたフクロウのマルちゃんも会場に駆けつけ、公開をお祝いしました。

香取は、コロナ禍を経ての念願の封切りに「本当に嬉しい想いでいっぱいです!」と笑顔満面。一方、裕次郎の妻・日和役の岸井さんは初共演の香取について「皆さんが想像する通りの香取さんです」と印象を述べ、香取が岸井さんから「(前回の完成披露舞台挨拶で)“圧倒的な香取慎吾”だと言われまして。圧倒的な存在の香取慎吾ではなくて、圧倒的な香取慎吾」と言われたと明かすと、岸井さんは「香取さんはロケバスから降りてきた瞬間から香取慎吾として存在している」と唯一無二のオーラを力説。これに香取は「嬉しいけれど、ちょっと恥ずかしいのはなぜ?」と照れていました。
“相手にきちんと言わなきゃ分からない”が本作のメッセージの1つということで、「言うのをためらっていたけど、ちゃんと言って良かった!」という経験について司会の伊藤さとりさんから問われた市井監督は「香取さんが撮影車と並走する撮影では、時速15キロの予定が、少し速くしたくて気づいたら時速25キロのスピードで走ってもらっていました。ごめんなさい!でも香取さんはスーパーマンですから余裕でしたよね?」と知られざる撮影秘話をこの場で初告白。これに香取は「…25キロだったんだ」と驚きながら「大丈夫でしたが、きつくはなりますよ。今までのように何も準備しないでやったらケガをする。」と会場の皆さんにも注意を喚起し会場を沸かせました。また香取は岸井さんから「遠慮して一緒に写真を撮ろうとは言えなかった」などと気をつかわれていたことに触れて、「ゆきのちゃんのSNSを見ていたらほかの共演者の方とは一緒に写真を撮っていたので『なんで僕には言ってくれないのだろう?』と思っていた」と心境を吐露し「いつの間にか気楽に言えないような人になっているのがちょっと寂しくて。ああそうだったのかと…。今後は自分から『写真撮ろうよ!』と言っていきたい。でも裏では圧倒的に静かな感じなので言えない」とジレンマに苦悩する様子を見せ、さらに会場を笑わせていました。

“レジ袋をキャッチできたらとんでもない幸せがやってくる”というジンクスが描かれる作品の内容にちなんで、それぞれのゲン担ぎやルーティンについて質問が投げられると、岸井さんは舞台公演後にアミノ酸を飲むことを定期的に行ってきたそうですが「一度飲み忘れた後の公演でバテた気がして、すべての出来事の原因をアミノ酸の飲み忘れにしようとする自分がいた。それからは決まったことをするのをやめようと思った」とルーティンを廃止したことを告白。香取も「ゲンを担ぎ出したら、それを担がないようする」ことにしており「ルーティンになっていることがあると思ったら、あえて逆をやってそれを壊す。決まりができたときにそれがズレたら異変を感じてしまうので、自分から壊す」とゲン担ぎなしのタイプであると語り、市井監督から「カッコいい!自分から壊していくんですね?」と褒められると、香取は「自分から壊す!破壊王です!」と笑っていました。

さらに公開を祝い会場にはフクロウのチャーリー(本名:マルちゃん)が登場。岸井さんは懐かしそうに愛らしく撫でましたが、無表情で「可愛い」という香取にはマルちゃんとの間に微妙な空気が…。実は撮影中もマルちゃんとの間には距離があったようで、香取は「撮影中はそこまで絡むシーンもなかったから」と言うのですが、ついに「触る触らないじゃないと思う。犬や猫ならばなんとなく知り合いのような感じだけど、鳥と人生で接したことってありますか?」と本音を爆発させました。止まり木を撫でるなど距離をとっていましたが徐々にマルちゃんとの距離を詰め、何とかグータッチスタイルで背中を撫でることに成功、場内には拍手が沸き起こりました。
最後に主演の香取は「言わなくてもわかることはあるけれど、言わなければわからないこともある。人と人とのコミュニケーションの大事さが描かれている映画です。大きなスクリーンで映画を観ることができるのは映画館だけ。ぜひ劇場に足を運んで映画を楽しんでもらえたら嬉しいです」と皆さんにメッセージを送りました。

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