2023.08.02
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草彅剛主演舞台『シラの恋文』2023年12月より上演決定!

このたび、2022年10月上演の『burst!~危険なふたり~』(三谷幸喜作・演出)に続く、草彅剛の主演舞台が決定しました!

2023年のフィナーレを飾り、そして2024年初春のスタートとなるステージは、現代演劇を代表する劇作家・北村想さんによる書き下ろし作品『シラの恋文』。本作は、構想から執筆完成に至るまで長い年月をかけて練り上げられ、遂に上演決定発表の日を迎えたオリジナル戯曲です。北村想さんと言えば、演劇史に輝く名作『寿歌(ほぎうた)』を筆頭に、その軽妙な台詞術と透明感を湛えた叙情性豊かな世界観で、現代演劇を代表する劇作家と賞されてきましたが、このたび、草彅との初めての劇世界を書き下ろしました。そして、これまでも多くの北村作品演出を手がけ、俳優としても活躍する寺十吾(じつなしさとる)さんが、その瑞々しく、どこかノスタルジアを感じさせる演出アプローチで、その劇世界を彩っていきます。

本作の創作インスピレーションは、かのエドモン・ロスタンの戯曲にも描かれ、実在の人物で剣の達人でもあった「シラノ・ド・ベルジュラック」が発端です。己の恋慕をひた隠し、若者の恋路の手助けのために恋文を代筆するという「シラノ」ですが、そこは、どこか荒唐無稽とも言える独創的な発想から既存の作品や人物にも大胆に切り込み、思いがけない劇世界を生み出してきた稀代の劇作家のこと。「シラノ」から得た発想が、草彅という稀有な才能を得たことで、どのような新たな光景へと私たちを誘うのでしょうか。

この物語は、ある晴れた日に、草彅演じる「鐘谷志羅(かなたにしら)」という男が、古めかしい手提げの旅行鞄を抱えて、坂道を上って来るところから始まります。坂道を上り切った、海が一番美しく見える場所に建つのは、結核療養施設・サナトリウムで、志羅はそこにやってきた「新参者」です。時代設定や社会状況は、今後、徐々にわかってくることですが、このサナトリウムには、さまざまな事情を抱えた住人たちや職員たちが志羅を待ち受けています。そして、ある運命の出会いが。

そんな志羅と生活を共にするサナトリウムの住人たちを演じるのは、大原櫻子さん、工藤阿須加さん、鈴木浩介さん、西尾まりさん、明星真由美さん、中井千聖さん、宮下雄也さん、田山涼成さん、そして、段田安則さんという盤石の布陣!草彅を含めた総勢10名の俳優陣が創り出す作・北村想、演出・寺十吾による『シラの恋文』にご期待ください!
 

【草彅剛コメント】
キャスト、スタッフの皆さんとコミュニケーションを重ね
僕自身も新たな一面をお見せできるように頑張ります!
劇場でお待ちしています。

【公演概要】
京都公演:2023年12月初旬~中旬 京都劇場
福岡公演:2023年12月中旬~下旬 キャナルシティ劇場
東京公演:2024年1月初旬~末 日本青年館ホール
作:北村想(きたむらそう)
演出:寺十吾(じつなしさとる)
出演:草彅剛 大原櫻子 工藤阿須加 鈴木浩介 西尾まり 明星真由美 中井千聖 宮下雄也 田山涼成 段田安則
一般前売開始日:調整中
企画・製作・お問合せ:シス・カンパニー TEL 03-5423-5906(営業時間 平日11:00~19:00)
公式サイト:8月末日頃オープン予定

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