2024.05.08
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稲垣吾郎出演映画『あんのこと』完成披露舞台挨拶付先行上映会 オフィシャルレポート!

この度、稲垣吾郎が出演する映画『あんのこと』完成披露舞台挨拶付先行上映会が実施されました。「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」をベースに描く、衝撃の人間ドラマ『あんのこと』(6月7日(金)全国公開)がついに完成し、主演の河合優実さん、共演の佐藤二朗さん、稲垣吾郎、そして入江悠監督が登壇しました。
 

苦難の人生にもがく主人公・杏を演じた河合さん。待ちに待った初お披露目に「沢山のお客さんの温かい拍手を頂き、今から1年半前に撮影した作品ですが、皆さんの元に届くんだということを実感しています」と感慨を込めて挨拶しました。実話をベースにした物語ゆえに「実在する方のお話ということが最後まで自分の中で大きかったです。強い気持ちで大切に触らないとできないものだと思いましたし、脚本からは入江さんが同じ気持ちで覚悟を持って書いたという“気”のようなものを受け取りました」と振り返りました。

杏を救済しようとする刑事・多々羅を演じた佐藤さん。「撮影中は、不遇の少女を救うという多々羅の気持ちは本気だという思いを終始一貫して念頭に置いていました」とシリアスな役柄だと回想すると、稲垣は「ここにいる二朗さんも河合さんも、そして吾郎さんもスクリーンにはいません!」とそれぞれが与えられたキャラクターを生きたと証言しました。これに佐藤さんは「良いことを言うじゃん、吾郎ちゃん!」と膝を打ち、稲垣も「観客の皆さんにもその覚悟で観てもらえたら成功ですね」と期待していました。

杏や多々羅と交流する新聞記者・桐野役の稲垣。「脚本を読んで胸が張り裂けそうな思いで衝撃を受けた」といい「撮影中は杏ちゃんの心の声を皆さんに届けたいと演じました。この物語はまさに“あんのこと”だけれど、僕らにも実際に起こり得ること。そんな絶望に陥っている時に手を差し伸べる世の中を作っていかなければと、本作を通してつくづく感じました」と人生観に影響を受けていました。

実話から着想を得た物語を初めて手掛けた入江監督。演出するにあたっては「杏のモデルになった方は20歳。それを僕のようなおっさんがわかったような目線で描くと痛い映画にしかならないと思ったので、杏については河合さんにゆだねたところが多いです。それは二朗さんや稲垣さんも同じ。皆さんが脚本に共鳴してくれていたので、どのように演じてくれるのか楽しみに見ていた感覚がありました」と話しました。

衝撃の実話をベースにした内容だけに「撮影中は和気あいあいと撮っていた記憶があったけれど、今日お二人と話してみると、こんなに楽しくは会話していなかったなと思った」と河合さん。佐藤さんが「今日会う河合優実が明るく見えたので、1年半前の現場では杏を背負っていたのだと思う」としみじみ語ると、稲垣も「当然と言えば当然なことですよね」と座長の熱演を労っていました。改めて河合さんは、演じた杏について「これまでもこれからも特別な役になりました。本作を経験できたことは大きかったし、今後の人生において色々なことがこの先あるだろうけれど、この作品をやったということが自分の糧になって経験自体も支えになると思っています」と噛みしめていました。

また佐藤さんは思い出深いシーンとして、河合さんとの高架下でのシーンを挙げました。その撮影に入る前、佐藤さんは河合さんから両手を包まれるように握られたといいます。大事なシーンの前に相手役である佐藤さんの体温を感じたかったのが理由だそうで、これに佐藤さんは「後輩にこんな事をされたら、絶対にこのシーンは外せないと思って良いシーンにしたいと思った。ある意味で僕の方が彼女に感謝している」と大感激。このエピソードに稲垣も感嘆の声を上げたのだが、当の河合さんは本編上映前ということもあり「あまり言うと、それを思って皆さんが映画を観てしまうから…忘れてください!」と客席に向けて訴えると、佐藤さんは平謝りで、稲垣に至っては「ごめんね!僕らが“不適切”だった!」と河合さんが出演した話題作『不適切にもほどがある!』にかけて狙ったかのように謝罪。「あ、使っちゃった!」と白状して場内大爆笑となりました。

映画の内容にちなんで「運命を変えた、人生の転機となった出会い」を発表。河合さんは俳優業を志した日に偶然DMで誘われた自身初の自主映画出演を挙げ、佐藤さんは「妻!」と愛妻家の表情を浮かべました。一方、稲垣は「中学二年の頃からこの業界にいるので、これまで一緒にやって来たメンバー。グループは解散しているけれど、草彅剛さんや香取慎吾さんとはやっているのでこれは凄いこと。30年以上やっているわけですから。3人で新しい地図としてファンミーティングをしているけれど、そこに来てくれるお客さんもデビュー当時から来てくれている方とか、親子3世代の方もいるわけで、それはとてもありがたい」とメンバーやファンを運命の出会いの相手だと表現しました。最後に主演の河合さんは「全員で大切に思って真剣に作った映画です。この作品を通して受け取ったものや考えたものを持ち帰っていただけたら嬉しいです」と呼び掛けていました。

映画『あんのこと』は6月7日(金)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開です。
 

<あらすじ>
香川杏、20歳。シャブ中でウリの常習犯。ホステスの母親と足の悪い祖母と、3人で暮らしている。子どもの頃から、酔った母親に殴られて育った。小4から不登校。初めて体を売ったのは12歳で、相手は母親の紹介だった。希望はおろか絶望すら知らず、ただ繰り返される毎日。そんな薄暗闇の世界が、ある出会いをきっかけに少しずつ変わり始める。だが、やっと繋がった細い糸も突然のコロナ禍に断ち切られてしまい──。

映画『あんのこと』
出演:河合優実、佐藤二朗、稲垣吾郎、河井青葉、広岡由里子、早見あかり
監督・脚本:入江悠
製作:木下グループ 鈍牛倶楽部
制作プロダクション:コギトワークス
配給:キノフィルムズ
© 2023『あんのこと』製作委員会
公式サイト:https://annokoto.jp/
公式X:@annokoto_movie
2024年6月7日(金)新宿武蔵野館、丸の内TOEI、池袋シネマ・ロサほか全国公開

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