稲垣吾郎が主演する舞台『No.9−不滅の旋律−』が現在上演中。2015 年、2018年、2020年に続き、4 回目の上演となる今回は、「第九」がウィーンで初演を迎えてから200 年の節目にあたり、更に本日12月24日(火)は、本公演の通算100 回目の上演となる節目の日です。この記念すべき日に、囲み取材会が実施され、稲垣吾郎、剛力彩芽さん、演出の白井晃さんが登壇しました。
囲み取材では、まず今回の上演について稲垣が「毎日幸せを噛みしめながらベートーヴェンを演じています」と述べ、剛力さんは「また、マリアとしてベートーヴェンの隣に立てること、そして「第九」という素敵な音楽と共に皆様と一緒に過ごせることは嬉しいことだなと感じています。」と現在の気持ちを伝えました。また、白井さんは「今回4回目で吾郎さんのベートーヴェンは深みと重み、落ち着きも感じます。とても重厚さが増してこられたなと実感しています。剛力さんのマリアは、本当にマリアそのもの。後半の大人になったマリアに近づいてきたなとも思います。二人の演技には長年やってこられた信頼、落ち着きを凄く感じています。」と二人について語り、「そして4回目ですが、稽古初日にはもう一度新しく『No.9』と向き合おうと思ってやってきました」と今回の舞台に対する思いを明かしてくれました。また、100回公演を迎えた気持ちを聞かれ稲垣は「嬉しいですね、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。計算してみると約10万人以上のお客さんに観ていただいているとのことで…凄いですね。この舞台は特に、お客さんと一緒にベートーヴェンの世界や音楽を一緒に奏でているような気がしています。ベートーヴェンの音楽の力がとても大きくて、音楽の力って凄いなと何回演じても思います。100回という記念ですがこれも一つの通過点として、やれる限りずっと続けていきたいですね。」と語り、最後に「千秋楽まで、カンパニー一丸となってお客様に深い感動をお届けできるように頑張っていきます。劇場でお待ちしております」と締めくくりました。
【公演情報】
公演タイトル:No.9 -不滅の旋律-
演出:白井 晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽監督:三宅 純
配役:
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 稲垣吾郎
マリア・シュタイン 剛力彩芽
ヨハン・ネポムク・メルツェル 片桐 仁
ナネッテ・シュタイン・シュトライヒャー 南沢奈央
カスパール・アント・カール・ベートーヴェン 崎山つばさ
ニコラウス・ヨーハン・ベートーヴェン 中尾暢樹
ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー 岡田義徳
フリッツ・ザイデル 深水元基
ヨハンナ 松田佳央理
カール・ヴァン・ベートーヴェン(青年) 小川ゲン
兵士ほか 宮部大駿
カール・ヴァン・ベートーヴェン(少年)/W キャスト 正垣湊都/村山董絃
ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスヴィク 奥貫 薫
ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン/ステファン・ラヴィック 羽場裕一
ヴィクトル・ヴァン・ハスラー 長谷川初範
【ピアニスト】 末永 匡 梅田智也
公演日程:
2024 年 12 月 21 日(土)~31 日(火) 東京国際フォーラム ホール C
2025 年 1 月 11 日(土)~12 日(日) 久留米シティプラザ
2025 年 1 月 18 日(土)~20 日(月) オリックス劇場
2025 年 2 月 1 日(土)~2 日(日) アクトシティ浜松 大ホール
公式サイト www.No9-stage.com